「ペルソナ」とは、ビル・ゲイツが氏と仰ぐインタラクション・デザインの祖アラン・クーパーが、1999年に自著『The Inmates Are Running the Asylum』でコンセプトを定義した概念で、それをマーケティングメソッドとして昇華した「ペルソナデザイン」は、米国では2000年以降多くの企業が導入し、実績を上げています。
「ペルソナデザイン」とは、簡潔にいうと、企業が提供する製品やサービスにとって、最も重要で象徴的な「顧客モデル」を各種データから作り上げ、それらとの仮想対話を通じて、効果的なコミュニケーション戦略を生み出す手法です。
この手法のメリットは、「顧客像の具現化」と、それによって可能となる「徹底した顧客視点からのサービス・製品の提供」の2点に集約されます。
点在するデータから顧客の姿をイメージするのは、非常に困難です。ペルソナデザインを活用することによって、顧客をひとつの「人格」としてモデリングし、社内共有することが可能となります(=顧客像の具現化)。顧客像が目に見える形で構築され、共有されることによって、そのペルソナのライフストーリーを描くことができ、「この人が望むコト・モノななんなのか?」「ニーズが発生するタイミングやきっかけは何なのか?」といった命題を紐解き、確度の高いコミュニケーションを行っていくことができます(=徹底した顧客視点からのサービス・製品の提供)。
ペルソナをデザインするためには、顧客に関するデータが必要不可欠となります。保有しているトランザクションデータ(デモグラフィックや購買履歴等)だけではなく、顧客の持つ価値観やライフスタイルといった情報も入手しなければなりません。それ以外にも各種オープンデータや統計データも加味していくこととなります。
ストラテジックワークスでは、以下の4つのステップによってペルソナデザインを構築していきます。
(1)保有データの分析によるセグメンテーション構築
御社の保有する各種データを分析し、ペルソナデザインの土台となるセグメントを構築します。基本的には、御社とのコミットメントのレベル(取引金額や頻度といったRFM視点)や、年齢や性別といったデモグラフィック視点でセグメントを切っていきます。
(2)サイコグラフィックやマインドデータの聴取
保有データで読み解くことの難しい深層心理面のデータは、アンケート調査やインタビュー・ヒアリングといった定性調査を通じて入手します。
(3)オープンデータ・統計データとの照合
いくら具体的な顧客像を構築しても、現実離れしたものでは意味がありません。実際にビジネスの対象として成立するペルソナデザインを行うためには、最大公約数的な視点でのチューニングが必要となります(例えば、年収や家族構成といったデモグラフィック要素)。
(4)ペルソナ・シートの作成
上記までの工程で作り上げたデータから、ひとりの顧客としての「人格」を持たせるために、そのペルソナのストーリーを描いたシートを作成します。ここでは、名前を与えたり、趣味や人生観といったエッセンスも与えます。また、ケースによっては複数のペルソナ(コア・ターゲットとサブ・ターゲットなど)を構築する場合もあります。

いま、お手許にあるプロモーション結果データ、営業マン活動データ、売上データ等を分析し、今後の活動の改善ポイントを指摘します。
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