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顧客プロファイリングの基礎(用語の説明及び要素の概念)

2009/06/01

用語

1.顧客状態空間
顧客を個別識別するために、状態・属性・志向・行動の各要素の中の各項目を軸にした超多次元空間。各軸は連続値・離散値・論理値(含む多値論理)のいずれをも取りうる。状態空間の「状態」とプロファイリング要素の「状態」は別物なので注意。

2.セグメント
顧客状態空間を各軸の値に応じて超立方体・超球・VDHB等で分割した一つ一つの分割空間を指す。

3.セグメンテーション
セグメント生成のために顧客状態空間を何らかの方法で分割することを指す。状態空間を構成する軸の値によって分割するのは常套だが超多次元空間の把握が人には難しいため、SOMなどを利用して認知可能な次元(2次元または3次元)への写像を行うことも多い。

4.セグメント・アドレス
セグメンテーションによって生成されたセグメントにつけられた番号やラベル等のセグメント一つ一つを識別する識別子。識別子はある種の関数の値であり、変数として状態・属性・志向・行動の各要素の中の項目を持つ。当然のことながら、すべてのセグメントに識別子をつけることは必ずしも有意ではなく、かつ、識別子とセグメントは、必ずしも一対一対応するわけではないと言うことに注意しなければならない。

5.アドレッシング
顧客をセグメントへ割り当てること。「この顧客は、どのセグメントにアドレッシングされているか」
という表現を考えるとわかりよい。

6.顧客アドレス
アドレッシングされた顧客のセグメント・アドレスのこと。アドレスは、状態や属性・志向・行動などを変数にもつ関数であることに注目しなければならない。「この顧客の顧客アドレスはどこか」という表現を考えるとわかりよい。

7.アドレッシング・ルール
アドレスが、状態や属性・志向・行動などを変数にもつ関数であることから、アドレッシングルールは関数式そのものを示すことになる。

プロファイリング要素

顧客一人一人を識別するための着目点であり、個人特性を示すパラメータといえる。 顧客アドレスはプロファイリング要素の関数としてあらわすことができる。

プロファイリング要素がn個存在するとすると、

  y=f(x1,x2,x3,......,xn)     y:顧客アドレス x:プロファイリング要素

各プロファイリング要素は、連続値(例:売上)、離散値(例:年度)、多値論理(例:選択式アンケート結果)、2値論理(例:性別)等をとる。

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