データ分析

 

MD/POSデータ分析

お客様の買いたい価格の商品がラインナップされていますか?

MD(マーチャンダイジング)は売り手である企業として「こういう商品を中心に売っていきたい」という意思の表れと言えます。これは商品カテゴリー別に「価格帯別のアイテム数分布」がどうなっているかを分析することで明らかになります。

一方、POSデータはお客様がこういう商品を買いたいという意思の表れであり、商品カテゴリー別に「価格帯別の販売数分布」がどうなっているかを分析することで明らかになります。

両者の分布がほぼ同じであればこの分析から得られる結果は少ないのですが、両者が異なっている場合には、非常に大きな収益の機会が発見できる可能性があります。

MD/POSデータ分析結果の例

上記のような分析を行った場合の結果としては以下の3パターンがあり、それぞれの結果解釈と対応策を以下に整理しました。

①MDの中心価格<POSの中心価格

この場合、お客様の求める価格帯に対して企業の提供している価格が高すぎるということになります。対応策としては、提供価格を下げたMDに変えていく(低価格商品へのい切り替え、小分け販売)という方法が王道ですが、コミュニケーションを工夫することで、お客様の商品に対する価格イメージを変えるという方法もあります。

②MDの中心価格=POSの中心価格

この場合、特にこの分析結果から直接得られるものはありません。企業の提供している価格帯とお客様が求める価格帯が一致しているということになります。もう少し商品カテゴリーを絞り込んで行けば違った結果が出ることもあります。

③MDの中心価格>POSの中心価格

この場合、お客様の求めている価格帯に対して、企業の提供している価格が低すぎるという非常に大きな機会ロスが発生していることになります。対応策としては、お客様の求める価格帯のMDラインを追加するということになります。また、多くの場合、高価格MDの追加方法としては、ボリュームを増やして単価を上げる方法よりも、高付加価値型の商品を追加して単価を上げる展開が望ましいです。

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